こんにちは。住友林業で家づくりをしたBLFです。
よろしくお願いします!
数あるブログの中からこのブログに来ていただいてありがとうございます。
このブログは私、えるが住友林業で契約、引き渡し後の施主が実体験をもとに住友林業の値引きなど、施主ならではの家づくりについて発信しています。ぜひ最後まで読んでリアルな実体験を学びにしていただければと思います。
今回からずっと前からやりたかった企画。
ネットであまりハウスメーカーをよく思わない方もいらっしゃると思うのですが、そんな方もついつい気になっちゃうようなハウスメーカーそれぞれの魅力をお伝えする企画です。
数多くの商品がある中で記念すべき第一弾は積水ハウスのベルバーンです。
ベルバーンは積水ハウスのシャーウッドでのみ使うことが許された外壁材です。
私たちもこれに関しては本当に選べるなら自分たちの家にも使いたいくらい気に入っていました。
今回は名前は知っているけど以外と知らない?かもしれないベルバーンについて深掘りしちゃいます。
では早速行ってみましょう!!
自分たちが選ばなかったハウスメーカーですが、紹介するポイントは本当に魅力を感じた部分なので、全力で宣伝していきます!
特に紹介料はいただいておりませんのでご心配なく(笑)
積水ハウスのベルバーンについて住友林業の施主の視点でレポート
ということで早速始めましょう。
積水ハウスとは
積水ハウスといえば、一条工務店と並んで年間着工頭数トップ層に君臨する
注文住宅界のトップランナーかつ最大手です。
なんでもできる積水ハウスと言われるハウスメーカーです。
営業さんたちからも
”しっかり選んだら積水ハウスを選んで当然!”という余裕と風格を感じます(勝手にw)
積水ハウスは、注文住宅や建売住宅の他にも賃貸経営も展開しています。
我が家族が住む物件も積水ハウスの賃貸住宅(シャーメゾン)に住んでおり、その満足度はほぼ100点満点です。
なので実際に現在積水ハウスのお家に住んでいると行っても過言ではないBLF家族です。(言い過ぎ)
私たちも住まいの夢工場で魅力については1日がかりで勉強もしました。
夢工場で半日みっちり勉強したので、
積水ハウスは意外と詳しいですww
そんな私たちが一番気に入っていた積水ハウスの商品、
それは
ベルバーン!(木造住宅シャーウッド)
ありきたりですが、ベルバーンはやはり魅力的でした。
今でも未練タラタラ。外観もおしゃれだし汚れもつきにくいのは本当に魅力。
ということで早速深掘りしていきます。
陶器製外壁のベルバーンとは
ではベルバーンとは実際なんなのかというと
積水ハウスの木造住宅(通称”シャーウッド”)でのみ採用が可能な陶器製の外壁材のことです。
外壁は一般的なもので
- サイディング
- 吹き付け
- ガルバニウム
- タイル
- 漆喰
などがありますが、ベルバーンはそのどれにも当てはまらない陶器の外壁です。
外壁に陶器なんて、地震とかで割れちゃう?
と思っていましたが、大丈夫みたいです。
そんなベルバーンの特徴を説明してきます。
ベルバーンの特徴
ベルバーンの外壁としての技術的な特徴としては
- 2000mmの大判を精度高く焼き上げている積水ハウスの技術の結晶
- 釉薬により強度を高め、同時に焼き物として色合いを出している
- 地震に対応できるように取付具が特殊でズレるようにできている
があります。
これにより
- 陶器でありながら十分な強度
- 焼き物であるがゆえの色褪せない色合い
となるのです。
この点が積水ハウスにしかできない、他のハウスメーカーや工務店には真似できない
芸術作品といっても過言ではない商品だと思います!
1つ1つ詳しくお話しします。
2000mmの大判を精度高く焼き上げている積水ハウスの技術の結晶
ベルバーンは陶器の外壁でありながら幅2000mmにも及ぶ大判を一枚として焼かれています。
焼き物をこの大きさでこの精度で焼き上げる
ということの技術力の高さや研究により他社では真似できない外壁となっています。
なぜなら
陶器であるベルバーンを作る過程で『焼成』と『乾燥』を行うわけですが、
この過程で歪み、ひび割れが発生しやすくそれが商品化が難しい由縁です。
積水ハウスは長年の研究で乾燥を均一化させたり、微調整を行うことでそれを可能としています。
以前、積水ハウスの営業マンさんが
ベルバーンを一枚焼き上げる。という技術自体はどこでもできると思います。
ただ、これを製品化できる精度で焼き上げるというのが積水ハウスしかできないです。
といっていました。
そして
それゆえにベルバーンはシャーウッドにしか使えていないというところもあります。鉄骨で使うためには2000mmより大判で焼き上げる必要があるのですが、それを90数%以上の精度で焼けるようにならないと商品化できず
それがまだ実現できていないです。なのでいつか技術が上がれば鉄骨でも使えるようになるかもですね。
ともおっしゃっていました。それほどにこれを正確に焼くというのは大変なんだと思います。
釉薬により強度を高め、同時に焼き物として色合いを出している
積水ハウスのベルバーンは陶器でありながら土の色だけではなく黒、白、遠州茶、ソイルブラウン、ソイルレッド、ソイルアイボリーなどいろんな色があります。
そしてこの色は上から色をつけたわけではなく、『釉薬』という行程で1100℃の焼成温度で発色する専用釉薬を均等に塗布し、焼成の中で釉薬がガラス質に変化し、発色として特殊な風合いが生まれ、ガラス質のコーテイングされることで透水を防ぎ釘よりも硬い表面強度をえます。
つまり
陶器に色を1100℃で焼いている過程でつけつつ、ガラスコーティングも施してしまっているというとんでもない外壁材です。
これは積水ハウスでしか手に入らない外壁です。
そしてサイディングや吹きつけ外壁とは一線を画します。
これが積水ハウスのシャーウッドの外観から漂う独特の高級感、重厚感の理由だと私は思います。
私たちとしては、
この外壁に数百万払う価値があると思いました。
耐久性、性能を上げるとデザイン性はえてして下がるわけですが、
このベルバーンはそのどれもが満たされている芸術作品のような製品です。
唯一価格が高いことを除いては完璧です笑
地震に対応できるように取付具が特殊でズレるようにできている
これについてはいっている意味が伝わりにくいと思いますが、
地震の時は木造住宅であっても外壁はある程度歪みます。ただ通常の外壁ではヒビが入るなどでその歪みを逃すわけですが、ベルバーンは陶器でできているため、ゆがむと割れてしまします。
この点を解決したのが、
- ベルバーンを杭のようなもので壁に固定するのではなく金具にはめて固定することでベルバーン自体が地震に合わせてスライドするして揺れを吸収し破損を防ぐ。
- そしてベルバーンとベルバーンの間は目地シーリングがあるわけですが、その目地の伸縮性を限りなく高めることで破損を防ぐ。
というシステムです。
簡単にいうと
ベルバーン自体は硬くて変形できないから、スライドできるように取り付けて間の目地と金具で振動を吸収するから大丈夫やで
ということですね。
こちらの仕組みは、住まいの夢工場で実際に見る事ができました!
壁を揺らすとどのように外壁が変形するのか面白かったです。
こうやっていかに自分たちの商品が優れていて、問題ないかを実際に目で見れるところはハウスメーカーならではで安心感が違いますので積水ハウスで検討されている方はぜひ見学に行くことをお勧めします!
ベルバーンのメリット、デメリットは?
続いてはベルバーンのメリット、デメリットをそれぞれ説明していきたいと思います。
私たちが思うメリットについては
- 年月がたっても色褪せず、汚れもつきにくい耐久性
- 外壁としての重厚感
そして反対にデメリットは
- 色に制限がある(焼き物ゆえ)
- 価格が高い
- 汚れがつきにくいとはいうものの苔などはつく
です。ではこれから具体的にそれぞれについてお話ししていきます。
ベルバーンのメリット
これらの構造的特徴が実際どのようなメリットを生み出すかというと
- 年月がたっても色褪せず、汚れもつきにくい耐久性
- 外壁としての重厚
ですが、まずはメリットについてお話しします。
年月がたっても色褪せず、汚れもつきにくい耐久性
まずは年月がたっても色褪せず、汚れもつきにくい耐久性です。
他の外壁は30年メンテナンスフリーですよ!!
というサイディングなどもありますが、それはあくまで塗装しているので耐久性が違います。
こなが吹いてくる事もなければ色が変わる事もあまりありません。
陶器であるがゆえに紫外線にも強いと耐久性的には最強に近いです。(ただ耐久性だけならベルバーンではある外壁が最強と私たち的に結論づけていルため2番手ですが。)
こういう商品のあるハウスメーカーは唯一無二の魅力があります。
結局、工務店を検討して外壁がデメリットだなと思ったため
私たちはかなり外壁に拘りがあるみたいです。
そしてベルバーンは1999年に全身であるハリウォールができてから22年がたった商品です。
積水ハウスのHpでその時期に建てた建物の外観を見ることができますが、
それを見ると外壁のベルバーンに関しては、新品のような美しさを保っています。
この塗り替え等をしなくても変わらない美しさがベルバーンです。
外壁としての重厚感
そして耐久性はもとより
陶器ゆえの美しさが一番の魅力だと思います。
これは言葉が説明する必要もない気がしますが、陶器は芸術作品のようなもので焼き物ゆえの味があります。サイディングやガルバリウム、吹き付けなどとは一線を画します。
それにより外から見ても積水ハウスのおうちはおしゃれだな〜と感じる、なんとも言えない重厚感の一部になっています。
これに関しては、考え方が分かれるかもしれません。
私たちは外壁材の美しさに価値を感じました。
ベルバーンのデメリットは?
全てが完璧なものは存在しないように、ベルバーンにもデメリットと考えられる点があります。
それは
- 色に制限がある(焼き物ゆえ)
- 価格が高い
- 汚れがつきにくいとはいうものの苔などはつく
です。1つ1つ説明します。
色に制限がある(焼き物ゆえ)
これは焼き物ゆえですが、色が白〜茶色系が多くなっています。なので、真っ赤、真っ青などの強い色は選択できません。この辺りは吹き付け外壁やサイディングに比べると弱い部分かな?と思います。
まあ、外壁は無難にいく方が多いため、そういったきつめの色を希望される人自体は少ないとは思いますが、こだわりが強い方にとっては好きな色合いがない!となるかもしれません。
この点は、私たちは何も感じませんでした。
価格が高い
これは直接値段が書いてあるわけではないですが
積水ハウスにすること=値段が高くなる
と言うことにはなるため、ベルバーンの外壁を得るためにはどうしても家の値段が高くなります。ベルバーン自体も焼き物ゆえに高級で100万以上はゆうに超えてきます。
ただ、焼き物(=陶器)であるがゆえにメンテナンスも30年後の目地の張り替えだけとなっており、サイディングや吹き付けに比べて圧倒的にメンテナンス費用が将来的にかかりません。
そのため将来を含めたトータルコストではそこまで高いものではないのかもしれません。
また、積水ハウスは色々調べた中ではアフターフォローもピカイチでベルバーン以外にも様々な独自技術があり、優秀な営業、設計さんも多いためその価値はあるかなとは思います。
積水ハウスのような高価格帯のハウスメーカーは
どうしてもこのデメリットは出てきちゃいます。+3
汚れがつきにくいとはいうものの苔などはつく(らしい)
これは汚れにくいということと相反するかもしれせんが、例えば一条工務店のハイドロテクトタイルと比較すると光触媒がない分、雨で自然に浄化するという機能はありません。
そのため汚れ自体はつかず、色褪せはないものの苔がついたりはしてしまうとのこと。
まあ、ただ実際の積水ハウスのお宅を歩きながら見ていても、汚れたおうちは1つもないので心配しすぎなのかもしれませんが(笑)
以上がデメリットです。
これらを考えても、私たちは積水ハウスのベルバーンにかなり惹かれており、積水ハウスで家づくりをすることになったらお必ず採用したと思います。
何より他にはない外壁の高級感を出すことができる積水ハウス限定のアイテムのため、ぜひ検討してみては?
この記事のまとめ
今回は積水ハウスのベルバーンについてでした。
ベルバーンをぜひ導入したい!という方は積水ハウスのシャーウッド(木造)をぜひご検討ください。
外壁の特徴は
2000mmの大判を精度高く焼き上げている積水ハウスの技術の結晶
釉薬により強度を高め、同時に焼き物として色合いを出している
地震に対応できるように取付具が特殊でズレるようにできている
メリットは
- 年月がたっても色褪せず、汚れもつきにくい耐久性
- 外壁としての重厚
デメリットは
- 色に制限がある(焼き物ゆえ)
- 価格が高い
- 汚れがつきにくいとはいうものの苔などはつく
でした。
ハウスメーカー応援企画について随時更新していきますので、ぜひご指摘ください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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