こんにちは。BF構法で家を建てた住友林業の施主のえるです。
数あるブログの中からこのブログに来ていただいてありがとうございます。
このブログは私、えるが住友林業で契約、引き渡し後の施主が実体験をもとに住友林業の値引きなど、施主ならではの家づくりについて発信しています。ぜひ最後まで読んでリアルな実体験を学びにしていただければと思います。
突然ですが皆さんは、住友林業のBF(ビッグフレーム)構法って知っていますか?
構法とかよくわかんないけどなんとなくすごそう!というイメージかもしれません。BF構法とは簡単にいうと住友林業で多く採用されている独自の家の構造です。
家づくりを少ししている人はなんとなく強い構造体で住友林業の売り!と感じているかと思いますが、具体的に何がすごいかまでイメージできている人は少ないと思います。
また、メリットばかりを語られるBF構法ですが、メリットは当然ありますが実はデメリットというのはそれなりに存在しています。
ということで今回はそんなBF構法とは具体的にどんなものなのか、施主の視点でメリットは?デメリットは?についてまとめて紹介します。
BF構法は住友林業の特徴だよね。でも実際は何が売りなんだろう?という人にぜひ読んでもらいたいです。
✔︎住友林業のBF構法がざっくりわかる
✔︎BFのメリット
- 耐震性が高い
- 間取りの自由度が高い
- 大空間が取れる
- +α
✔︎BFのデメリット
- 値段が高い
- 集成材は外国産
- 住友林業以外がリフォームしずらい
- ビックコラムの部分は断熱材やコンセントが入らない
がわかる
住友林業のBF構法って何?
まず住友林業は木造のハウスメーカーです。住友林業の特徴的な構法(家の骨格の作り方)として知られているのがBF構法です。
BF構法は難しい言葉で言うと木質梁勝ちラーメン構造という在来日本で一般的に行われている軸組在来工法に近い構法です。
何が違うか?というと簡単いうと柱の太さが違います。
下の写真のように一般的な在来工法で使われる105mm角の柱の約5倍もある560mm幅のビッグコラム(大断面集成柱)を使用します。
ざっくりまとめると
という工法です。これが何がいいのか?というと、柱を太くした分、柱と柱の間が開けられるため、大空間が取れると言うことですね。
住友林業はおしゃれ!というイメージがありますが、
このBF構法+優秀な設計士さんが多くいる住友林業+住友林業クレストなどの室内の統一感のある建具を提供してくれるメーカーがあることで住友林業独特のおしゃれで洗練された間取りができるんだと個人的には感じています。
ただそんなBF構法も良さもあれば、悪いところもあります。なので次はざっと、メリットとデメリットをまとめていきたいと思います。
BF構法のメリットは4つ
まず、メリットとしては
- 耐震性が高い
- 間取りの自由度が高い
- 大空間が取れる
- +α
があります。
ここにあげる以外もあるかもしれませんが。
まずBF構法の最大のメリットは強い耐震性と大空間が取れる間取りの自由度という点に尽きます。
ということでそれぞれについてお話ししていきたいと思います。
耐震性が高い
まずは耐震性です。今は地震大国の日本というのもあり、耐震性については大手HMならある程度どこも優れていますが、住友林業もかなり優れています。
実際BF構法では、耐震実験で最大3406gal(東日本大震災の最大加速度は2699gal)に耐え、震度7、22回、震度4〜6弱、224回の計246回に耐えた実績もあります。
耐震性についてはしっかり実証実験で証明されています。
耐震等級3は加速度の目安は600gal以上に対して倒壊・崩壊等しないというのが条件になっており、
この実証実験ではそれと比べても十分な耐震性を持っていることがわかると思います。
震度7が22回も来ても耐えれるのは安心だよね。
ただ、どのハウスメーカーも
うちが一番強いです!!!
といってくることが多かった(実体験)どこが一番耐震性が高いの?となってしまうことも多いですので混乱しますよね。
色々打ち合わせした中で大手HMであればぶっちゃけ十分な耐震性を得られているので結論どこでも大丈夫なのかなという感想ですが、
色々加味すると住友林業の耐震性は上の下程度かなと思います。
住友林業のすごいのは、高い耐震性と間取りの自由度を両立している点ですよね。
間取りの自由度が高い
次に間取りの自由度が高いというところです。これについては木質梁勝ラーメン構造によってもたらされます。
ポイントは梁勝という点です
よくBF構法は、同じような大空間が取れるSE工法と比較され、
BF構法は特殊な工法ではなくSE工法で良い!
という意見を目にします。
確かに大空間を取るという点に関してはSE工法でも可能ですが、SE工法は柱勝である為、下の写真のように縦のラインが1階と2階でズラせません。
しかし住友林業は梁勝のため、BF構法では縦で壁を統一しなくていいため、さらに間取りの自由度が高いといえます。
そしてこれは打ち合わせして一番感じるのですが、構造上必要となる壁、柱の範囲がかなり少ない為
この壁ってなくすことできますか?
というと
大丈夫ですよ!
とほとんどがなくすことができる為、将来的に壁をなくす、壁を追加するどを行うこともできます。そういう意味でも間取りの自由度が将来的にも高いです。
その代わり、住友林業さんとは一生の付き合いとなるわ!笑
大空間が取れる
”大空間がとれる”これもよく皆さんがイメージする住友林業の特徴です。
BF構法は柱を集めているビッグコラムで家を支えているため、ビックコラムの構造柱を間を抜くことができます。
これにより大開口の窓をとれます。
三井ホームと打ち合わせをしていて感じたのは、やはり壁や梁がどうしても出てしまうことがあること。
三井ホームはやっぱり梁はでてしまいます。
ただ、それを生かす間取りはできますよ!
とあまり私たちはそれを気にする方ではなかったタレ壁ですが、気になる人は気になりますよね!
住友林業のBF構法は「こういう構造的に必要なので出ます」という壁や柱が少ないです。
無駄がなくスッキリしますね。
さらにはこういうコーナーサッシなどはBF構法では実現可能です。
そのほかは鉄骨メーカーのようなキャンティレバーという2階のせり出しも1.8mまで可能のため、2階に大空間をとれたりカーポートがわりにすることもできます。
これで雨に濡れずに車を降りられる間取りに憧れました。。
(間取り的に実現できず)
などなど、BF構法により様々な間取りの自由をがとれるというのが住友林業のメリットです。
+α
これは本当にどうでもいいことかもしれませんが、BF構法の構造現場はほかのどの現場より整理されており木の質感もよくとにかくいい匂いがしました。
構造の見学会は三井ホームも行きましたが、匂いだけなら、三井ホーム<住友林業でした。
この匂いや家自体の木の雰囲気
これが意外と最後の決め手になったBLF 家族です笑
最後はかなり感覚的な感想w
ここでも匂いとか言ってますしね。
ということでここまでが住友林業のBF構法のメリットでした。まとめると
- 耐震性が高い
- 間取りの自由度が高い
- 大空間が取れる
- +α
となりました。
BF構法のデメリットも4つ
ではここまでほぼべた褒めのBF構法ですが、当然デメリットもあります。それについて次は触れていきたいと思います。
デメリットとしては
- 値段が高い
- 集成材は外国産
- 住友林業以外がリフォームしずらい
- ビックコラムの部分は断熱材やコンセントが入らない
です。
意外と知らない点もあると思いますので1つ1つ解説していきます!個人的には断熱材とリフォームが問題かな?と感じています。
例のごとくデメリットの方が多めw
値段が高い
これは言わずもがな、住友林業は工務店などで建てられるSE工法の家などと比べても高いです。
契約して打ち合わせていて間違いない。住友林業は正直高いです。笑
これに関してはBF構法がということではないですが、住友林業は鉄骨メーカー並みに建築費用が高く、さらにBF構法は住友林業でしか使えないものであることからニアリーイコールかなと思います。
値段は、そのほかのメリットも合わせて払う価値があるかなと判断して
私たちは住友林業と契約しました。
BF構法が出始めの時は、BFを採用すると高い!
ということもあったようですが、現在は比較的やすく建てることができる企画型住宅でもBF構法を採用していることから比較的安価になってきているのかもしれません。
集成材は外国産が多い
これは意外と知らないかもしれませんが、ビッグコラムは意外や意外外国産の集成材がほとんどのようです。
実際我が家のビックコラムもオウシュウアカマツでした。
国内の林業のイメージが強い住友林業ですので意外ですね。
国産=いい、外国産=悪い
ということではない訳ですが、やっぱりなんとなく国産の檜の構造の柱に憧れがありました。
そのため国産はどうですか?と営業さんに聞いてみましたが、値段が結構上がり、さらに強度もむしろオウシュウアカマツの方が良いくらいなのでオススメしないとのことでした。
ただ積水ハウスは構造の柱を国産の木を(地域によって檜など分かれますが)使っていることもあり、その点シャーウッドはやはり優れていますね。
事あるごとに積水ハウスを褒める私たち笑
住友林業以外がリフォームしずらい
これは大手HMのデメリットとほぼイコールかもしれませんが、
住友林業のBF構法は型式認定の構造躯体であり、基本的に住友林業以外が大幅なリフォームを行うことが難しいです。
私たちは住友林業の企業の安定性や健全性を評価しており、将来に渡ってお願いしたいと思っているためあまり気にしていませんが、人によっては
- リフォームで合い見積もりが取れないからぼったくられるのでは?
- 倒産したら困る
という意見もあると思います。
型式認定すると、建てるまでは早かったりメリットもあるようですが、住み続ける上ではデメリットもありますね。
この点は住友林業は倒産する可能性が極めて低い東証1部上場企業であり、工務店などの倒産確率よりかなり低いと考えており、私たちはあまり心配していません(笑)
ビックコラムの部分は断熱材やコンセントが入らない
これは意外と盲点なのですが、ビックコラムの部分の壁にはコンセントをつけたりできません。
普通の構造柱も同様なのですが、BFは560mmの太い柱を使っており、本来は構造柱を避けて配置できるコンセント類が柱が太いが故に思ったところに入れられないというデメリットです。
ただ、ビックコラム自体は壁の中でもそんなに多くはないから、すごく困る訳ではないと思います。
また、ビックコラムの部分には断熱材が入らないため、その部分の断熱性が低いというデメリットもあります。私たちの家の写真を見てみても、断熱材がビックコラム部分には入っていないのがわかりかと思います。
木材は断熱性高いのでは?というイメージもあると思いますが、それは鉄骨や窓と比較した時で
と下のように断熱材はその名前の通り断熱するため、その点は断熱材の方が圧倒的に断熱性は高いです。
木材の熱伝導率=0.15程度
グラスウール24Kの熱伝導率=0.036
その点からはBF構法は断熱性があげにくい工法なのかもしれません。
住友林業が断熱性を推していないのは、
構造躯体的に断熱性をあげにくいという点があるのかもね!
住友林業は外張り断熱を行うとより良い気もしますということでデメリットは以上です。以外にもデメリットもありますね。
ということで今回はBF構法についてまとめました。BFを気に入ったという人はぜひ住友林業をみてみてくださいね😎
この記事のまとめ
ということで今回はハウスメーカー応援企画として住友林業のビックフレーム(BF)構法について深掘りしました。
BF構法とは
というものでしたね。
メリットとしては
- 耐震性が高い
- 間取りの自由度が高い
- 大空間が取れる
- +α
があり強い耐震性と大空間が取れる間取りの自由度が魅力でした(あと匂い)
構造的な強さと自由な間取りは相反することだから
これが両立できているのが強みだね。
反面デメリットとしては
- 値段が高い
- 集成材は外国産
- 住友林業以外がリフォームしずらい
- ビックコラムの部分は断熱材やコンセントが入らない
がありました。
意外と最後のコンセントとか断熱材に関しては知らなかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
全てが完璧なものっていうのはないのでしっかりと欠点を理解して選んでいきたいですね!😇
私たちはこれらを理解した上で住友林業さんと契約させていただき
現在は間取りの打ち合わせ中です。
これからも追加情報あれば加筆していきたいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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