私たちは土地を先に契約し現在は合計13社以上のハウスメーカー、工務店を検討しています。このブログは私たちがハウスメーカーなどを検討する過程、打ち合わせなどをまとめています。これから注文住宅を検討する方、打ち合わせ中の方などの何かの参考になれば嬉しいです。
自己紹介はこちらでさせていただきました。
今回は三井ホームの構造の見学に行ってみました。
そもそも検討している3社の中で一番構造に懸念を持っているのが、実は三井ホーム。
構造は大切ですよね。
理由はシンプルに2×6構法はネット上に悪い話がたくさんのっているからです(笑)
今回は実際に上棟している現場に構造の見学に行き、そんな不安を解消してきました!
この記事を読めば、三井ホームの構造について少し詳しくなれると思います。
では早速始めていきます。
前回の三井ホームとの打ち合わせの話はこちら
三井ホームの構造の見学になる流れ
今回上棟の現場に見学に行くことになりますが、それは私たちが構造について懸念を持っているという発言を聞いた営業マンさんの一言からでした。
とにかく営業さんの問題解決能力が高いw
その時の話をざっくりとまとめると
三井ホーム以外が2×4工法すると湿気もこもるし間取りの自由度がないから悪いイメージついてるけど、三井ホームはそれをずっとやってきたらかその辺の対策はしっかりしているから大丈夫やで!
ということでした。
ざっくりまとめすぎだけど、そんな感じだったな。(詳しく知りたい方は過去記事をご覧ください)
その時の話はこちらです。
とそうは言葉で説明されても多分私たちが不安そうな顔をしていたのでしょう。
営業マンさんが
じゃあ来週に今見える現場があるので、行って直接みてもらいながら説明します!
ということになりました。
なのでこれについても急遽で行くことになりました。
とにかくみてみないと始まらないもんね
見学現場
ということで見学をしに行きます。
現場は居住地から少し離れたのどかな丘の上でした。
その日はあいにくの雨でしたが、見学の寸前に少し雨が上がりました。
見学は中だから行けど。
現場に着くと少し早く営業マンさんがいらっしゃりお出迎えいただきます。
今日はよろしくお願いします!
と早速現場の見学の開始となりました。
中の見学
まずは中にさっそく入っていきます。現場は木の骨組みだけの状態で床材もまだ入っていません。
住友林業でいう構造の見学会の状況ですね。
ではまずこちらからご案内します。
とまず一階部分を見学します。
入ってみるとやはり一面木、木、木です。
住友林業の構造の見学会同様に家全体から木の匂いがします。
住友林業の構造の見学会はこちら
住友林業の現場と比べての第一印象の感想としては
でした。
住友林業の構造の見学ではやはりBF構法特有のビックコラムが目立ちましたが
三井ホームの2×6構法の現場では大きな柱はない代わりに住友林業の現場より柱が多くあるなと感じました。
現場がややごちゃついていた印象でした。
また、木の感じの匂いはするものの住友林業の現場で感じた質のいい木の匂いというよりは、三井ホームの現場はSPF材の香りなのか、いわゆるウッドチップのような匂いがしました。
なので匂いだけなら住友林業の方が良かったです。
意外と匂いフェチなのかも。
色々と説明を受ける
そのあとは
- 三井ホームの壁の断熱材
- 釘について
- 天井の梁、構造壁について
- 防蟻
- プレミアムモノコック構法って結局なに?
の話を伺いました。
現場を見ながら色々と説明してくれます。
それぞれ簡単にまとめていきます。
三井ホームの断熱
まず三井ホームが使う外壁の断熱材はロックウールを使用しています。
よく聞くグラスウールという素材との比較でいうと
ロックウールの方が1.3倍ほど断熱性が高く、耐火性、施工性が高いとされています。
水に強く耐火性能が高いようです。
また、実際に触ってみましたがグラスウールは綿みたいなのに対して、
ロックウールは硬いスポンジのような触り心地で、家の壁に施工してもずれ落ちてこないという特性があるようです。
触り心地的にはロックウールの方が強そう(安直)
ただ、グラスウールにもメリットがありそれは、
筋交いのある在来工法でも施工がしやすいということ。グラスウールは綿みたいな感じなので筋交いのあるところにも詰め込むように施工できます。
ただ、三井ホームは2X6構法のため筋交いがないため、逆にロックウールの方が施工性が高いということでした。
また、湿気に弱い2X6構法では耐水性も強いロックウールは適しているとのこと。
どっちにも特性がありますが三井ホームにはロックウールが適しているということです。
釘について
釘については、どのメーカーでもやっているのかもしれませんが、長さによって色を変えており、職人さんが間違えて使わないようにしてます。
派手ではないですが、施工性を高めるために、こういうところの注意の積み重ねが大事なんでしょうね。
釘は娘が触りたがって大変でした。
天井の梁について
三井ホームといえば天井の張りが出ることがデメリットとして大きく取り上げられます。
ただ、その点は各ハウスメーカーで散々指摘されているようで、営業マンさんも飽き飽きしています(笑)
三井ホームを蹴落とすためにリビングのど真ん中に梁が出るなどのデマもよく言われますが、そんなことはないです。
梁自体が出るというのは三井ホームが使用している構造上しょうがないことではあります。
そのため完全に梁が全くない家がいい!という方は三井ホームでは難しいですが、梁自体はそんなに目立たないデザインにすることはでき、事実展示場などではあまりその点が目に付いたことはありません。
三井ホームは常にこの梁を指摘されるようで
営業マンさんも不満が溜まっているようでした(笑)
三井ホーム自身が自分たちの欠点を一番理解して取り組んでるのでその点はそこまで気にする必要はないのかなと感じました。
また、三井ホームは窓のある壁も耐力壁としない。というルールがあるようで、窓があるところにはどうしても張りが出てしまうようです。
なので正直にいうと積水ハウス、住友林業のように窓を飛ばしたり、天井までの窓をとったりすることは得意ではないです。とのこと。
三井ホームが大開口を推してないのは構造的に得意ではないからなのね。
少なくともたれ壁については私たちはあんまり気にならないタイプでした。
防蟻について
シロアリ対策については三井ホームは地面から1mの範囲を防蟻処理することによる行なっているとのことでした。この辺は他社とあんまり代わりないですね。
防蟻処理的には住友林業の
家の周りにパイプがありそれに防蟻材を入れるというのが個人的には気に入っています。
家の周りに処理できるから良さそう!
プレミアムモノコック構法とは?
そして最後にプレミアムモノコック工法について説明を受けました。
プレミアムモノコック構法ってかっこよく言っているけど結局は2×6工法のことでしょ?
という疑問が湧いたことは誰しも一回はあると思います(偏見w)
なので具体的に何が違うのかせっかくの機会なので聞いてみました。
プレミアムモノコック構法について説明しますね。
まずはプレミアムモノコック工法とは三井ホームオリジナルの2×6工法のこと。
まあつまり2×6工法ですね。
具体的にいうと、2×6工法に
- 「ダブルシールドパネル(DSP)」
- 「ブロック・アンド・シームレスウォール(BSW)」
- 「トラスフロア(TF)」
- 「マットスラブ(MS)」
を加えたものとなります。
個人的に他社と比べて特に特徴的と感じるのはDSPとBSWです。
ダブルシールドパネルは私も一押しです。
DSP(ダブルシールドパネル)
DSPは三井ホームオリジナルのもので天井ではなく屋根そのもので日射熱を遮断する屋根断熱材です。
簡単にいうと
屋根で熱を断熱するから屋根裏まで快適な屋根断熱材のこと
です。
これにの一番のメリットは一般的な天井断熱の家と比べ屋根で断熱が発揮できるため、屋根裏やロフトなども快適な環境にすることができることです。
ロフトは温度調節が難しいと聞くけど
DSP+全館空調があれば大丈夫かな。
これにより三井ホームが得意とするロフトなどがより生かしやすくなります。
DSPに関しては他社からも要望が多いのですが、
三井ホームが頑なに提供していないくらい強みです。
とのこと。確かにこのDSPは三井のプレミアムモノコック構法の中でも強みと言えると思います。
ロフト導入するなら入れたいかも。
ブロック・アンド・シームレスウォール(BSW)」
次にブロック・アンド・シームレスウォール(BSW)」です。
英語の名前はついていますが、外壁の構造のことです。
このBSWは「耐火性」「遮音性」「防水性」「対衝撃性」など、住まいを守るさまざまな性能があります。
また、一般的なモルタルより耐久性の高いスーパーファインクリートを採用し高圧洗浄機をかけられることを特に営業マンが推してきます(笑)
高圧洗浄機かけられますよ!
簡単にいうと
つなぎ目がなく耐久性がすごく高い外壁材
です。
この”つなぎ目がない”ことのメリットが最初は夫婦ともに理解できていませんでしたが、同じく吹き付け外壁が標準の住友林業でも説明されます。
一般的な吹き付けではつなぎ目があり、どうしてもその部分が外観上目立ったり、傷んだりしてしまします。
なのでこのつなぎ目がないことで非常に綺麗な外観を保ってくれるということです。
近所につなぎ目のところが雨だれみたいに汚れているから
つなぎ目がない方が汚れにくいのかなとも思います。
まあ、営業マンが押してくる高圧洗浄機をかけれる!というのも強みだとは思います(笑)
その他構造
「トラスフロア(TF)」「マットスラブ(MS)」は
それぞれ簡単にいうと
TF=屋根裏にダクトが通しやすい構造
MS=荷重点を分散した強い基礎
です。
どちらも優れているとは思いますが、他社と比べて特に!という感じはないですね。
基礎なら基礎にデザインが入っている+プレートがかっこいい積水ハウスが一押しです(笑)
ということでプレミアムモノコック工法はこれらのものを組み合わせた特別な工法ということですね。
プレミアムモノコック構法まとめ
ということでプレミアムモノコック構法とは
2×6工法の高い断熱性、耐震性を生かして、良い屋根断熱やつなぎ目がなく耐久性の高い外壁を使った作る三井ホームの構法
ということです。
どんな会社も自社製品がどの分野でも優れているようにいうけど
三井ホームは特にDSPが優れていて他は他社と遜色ないレベルという印象
ということで見学は終わりになりました。
今日はありがとうございました!
まとめ
今回は三井ホームの構造の見学に行きました。
三井ホームの構造を見学して感じたメリットとしては
と言ったところ。
反面三井ホームは得意じゃないのかなと感じた点は
といったところ。
やはりハウスメーカーには得意、不得意があるので、それを踏まえてハウスメーカー選びをしたいところですね!
今回構造の見学に行ってだいぶ三井ホームの構法は、見て聞いてイメージは湧いてきたわ。
ということで次回以降も続きます。
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