数あるブログの中からこのブログに来ていただいてありがとうございます。
このブログは私、えるが住友林業で契約、引き渡し後の施主が実体験をもとに住友林業の値引きなど、施主ならではの家づくりについて発信しています。ぜひ最後まで読んでリアルな実体験を学びにしていただければと思います。
今回は注文住宅を建てる上で結構大切だと思う家のコンセプトについてまとめてみたいと思います。
注文住宅と一言で言っても
- ローコスト系ハウスメーカーでコスパが良い家
- 高気密高断熱住宅で快適な家
- 高価格帯ハウスメーカーの邸宅感あふれる家
など本当に様々な種類があります。そして家の雰囲気などは千差万別、さまざまです
家を建てていると
あ~もう少しお金があれば、〇〇も採用できたのに~
と他の方の家を見て感じることもありますが、実際には魅力的な設備を全て入れられた家=素敵な家とは限りません。
素敵だな。と感じる家には
家全体を通したコンセプトがあると感じます。
といことで今回は
- 今注文住宅を建てる上でなぜコンセプトが大切なのか
- どうやってコンセプトを決めたらいいか
について考えてみたいと思います。あなたのおうちにはコンセプトはありますか?
もう建てたという方も振り返って見てみてください。
コンセプトさえしっかりすればある程度迷うことなく取捨選択できるのかなと思いますので、是非ご覧ください。
家のコンセプトとは
まずは家のコンセプトとはなんでしょうか。
私が思う家のコンセプトとは、注文住宅を建てる上で何を一番重要視したいかから考える家の方向性です。
注文住宅を建てる施主の状況は人それぞれです。
- 20代夫婦で子供がいないけどこれから考えている家庭、DINKSの家庭
- 30代40代夫婦で子供がいる家庭、いない家庭
- はたまた結婚していないけど注文住宅を建てる方
などその人その人で状況が違います。そんな状況の違う全ての人にとって理想的な家は残念ながら存在しません。
子供だけで考えても、いる、いない、人数などで理想的な間取りは変わってきます。
また、お金が無限にあれば全てを導入することが可能ですが、多くの人はそういうわけではありません。そのため注文住宅を建てる上では間取りでも仕様でも取捨選択が非常に重要です。
そしてその取捨選択を迷わず行うためにはコンセプトを持っていることが重要となります。
全てを手に入れられる家はなかなかないですよね。
家づくりを行なう上でコンセプトを決めておくメリット
コンセプトを決めることのメリットはなんでしょうか。それは
- 家づくりに芯ができる
- 統一感がでる
- 取捨選択をしやすい
だと思います。これは初めの頃よりも打ち合わせが進んでくるとより感じてくることになります。
一つ一つ解説していきます。
家づくりに芯ができる
まず一番大切な家づくりの土台となるのがコンセプトです。
家で言えば基礎になります。そのためコンセプトをしっかりとさせておくことで注文住宅のうちあわせにしっかりとした芯ができると思います。
基礎が大事とよく言いますが、家づくりにおいてもとても大切になります。
ただでさえ迷う注文住宅だから、できるだけ方向性を決めておきたいですね。
統一感が出る
続いては統一感が出るということです。
注文住宅で大切なのは統一感です。(私たちもできてないかもですが…笑)
仮にお金をたくさんかけて最高級のものの見つかったとしても、洋風の部材と純和風の部材が混ざっていては、いくら高級なものを使っていてもやはり素敵ではありません。
それ単独で見れば素敵なものでも、全体の中で合わないということは容易に起こります。それらをしっかり区別することができるのもコンセプトです。
純和風の桐タンスは素敵だけど我が家には合いそうにありません。。笑
取捨選択しやすい
最後にコンセプトがしっかりしていると迷わず選択することができると思います。
注文住宅の打ち合わせは本当に選択すること、諦めることの決断の連続です。
例えばAとBで迷ったときに、AとBのどちらを優先すべきか。というのを決めなければならないということもあります。
その場合はコンセプトがしっかりとしていれば、コンセプトにどちらが優先かで判断することができます。
全部入れたくなっちゃうけど、それでは統一感もありません。
家のコンセプトの具体例
では家のコンセプトとは何があるのでしょうか。
例えば最近YouTubeに素敵なおうちをあげてくれているデカさもちゃんさんであれば
『リゾートのような家』
がコンセプトとのことです。
また三井ホームの施主ブロガーであるカツオさんは
『気持ちのいい2階リビングに、家族が集まる家』
とのことです。
どちらのおうちも雰囲気は全く違いますが、どちらも素敵です。
我が家ともテイストは全然違いますが、素敵だな〜と感じます。
このように家ごとにコンセプトを決めている家は全体としてのまとまりも出てきます。
また、例は出しませんが、これらのおうちより確実にお金はかかっているのにあまり素敵さを感じない家もあります。
その違いはやはりコンセプトなのかなと感じます。
高い部材を入れればいいという話でもありません。
そしてそのコンセプトの家になるためには、不可欠なところにはお金を使い、そんなに重要ではない重要度の低めのところを削っていくことで、メリハリがついた家になりよりコンセプトが浮き立ちます。これが一番大切です。
コンセプトの決めてないと住宅迷子?
コンセプトを決めるときにはまずは自分たちの希望している生活をイメージすることから始めます。
例えば
ホテルのような落ち着いた空間で過ごしたい!
なのか
暖かく快適な生活を送りたい!
などです。これが決まらないと実は住宅迷子になる可能性があります。
なぜならハウスメーカーにも得意不得意があります。自分たちの理想の家を実現してくれるハウスメーカーを探すということがまず一つ大切です。
洋風なら三井ホーム 和風なら積水ハウスや住友林業など
そのため自分たちのコンセプトがわからないままハウスメーカーを検討しても迷子になるだけです。
私たちは実際コンセプトが決まったな〜と感じたのが、住友林業と契約してからだったため、検討中はどのハウスメーカーも素敵で甲乙つけがたい。と感じていました。
ただ、実際には自分たちのコンセプトがわかっておらず、迷子になっていただけだったんだなと今では思います。
ハウスメーカーごとに得意、不得意があるからね。
しっかりとハウスメーカーを検討しつつ自分たちの家のコンセプトを定めていきたいところです。
コンセプトの決める方法は?
ではどのようにコンセプトを決めていけばいいのでしょうか。自分たちの理想の生活をイメージできたらそれにあうコンセプトを考えていきます。
私たちが最初の頃にやった間取りの希望を羅列して設計士さんや営業さんに渡す
というのは全て御用聞きのように実現してくれる設計士さんの場合はコンセプトがはっきりしないぐちゃぐちゃな間取りになることが多いのであまりお勧めしません。
あくまでも自分たちの希望する生活などをヒアリングしていただいて、そこから細かい希望を伝えずに比較的制約が少ない状況で設計してもらったほうがいい間取りもでき、コンセプトもしっかり統一された家になるかなと思います。
ということで次回は私たちの家のコンセプトはどうなったかについてまとめてみたいと思います。
今はそれに沿って家づくりをおこなっています。
まとめ
今回は注文住宅を建てる上で大切なコンセプトについてまとめました。
お金をかけた家ではなく、コンセプトがしっかりとしていて統一感がある家がやはりおしゃれで素敵だなと感じます。
我が家もコンセプトをしっかりと反映した家づくりができるように精進していきたいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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