住友林業の施主があえて住友林業を悪くいってみます。

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こんにちは。住友林業で家を建てたBLFです。

数あるブログの中からこのブログに来ていただいてありがとうございます。

このブログは住友林業で契約、引き渡し後の施主が実体験をもとに住友林業の値引きなど、施主ならではの家づくりについて発信しています。

住友林業で建てながら住友林業についての発信をしてきたわけですが、結局自分たちが建てているハウスメーカーのためポジショントークになりがちです。

多くの実務者、施主が情報発信をしていますが、多くがポジショントークです。実際私たちのブログもポジショントークです(笑)

そんな情報発信ばっかりみていると実際どれが一番いいのかわからない!!となってしまうかもしれません。そのため考えました。

住友林業を褒め称えたい気持ちをグッと抑えて、今回徹底的に懸念点を挙げてみよう。と。

大手ハウスメーカー、地場の工務店、高気密高断熱の工務店などなど全てメリット、デメリットがあり絶対の正解はありません。住友林業を少しでも検討している人に、実際に建てる上で懸念点となりものを正直のお伝えしていきます!

この記事のまとめ

住友林業の施主が考える住友林業のデメリットについて紹介

ではさっそく始めましょう。

記事のもくじ

住友林業についてこれまでの発信のまとめ

これまで住友林業について色々と発信をしてきました。例えば

メリット、デメリット

ざっくりとした内容ですが、個人的にいいと思っているところ、悪いと思っているところを紹介しています。

断熱性

また、住友林業の断熱性って実際どうなの?という断熱性についてもまとめました。

保証

また、一般的に大手ハウスメーカーがいいと言われている保証についてもまとめました。

構造

最後はビックフレーム構法についてです。

こんな感じで住友林業についてはある程度調べ尽くして発信もしてきました。そのためここが懸念点だな〜というのは実際の経験も踏まえて色々とお話しできます。

住友林業の悪いところ一気に紹介!

ということで早速紹介していきましょう。それは

  • 断熱性能が中の上
  • コスパが悪い
  • 柔軟性がない
  • 家が乾燥する
  • 熱交換のできる第一種換気が(ほぼ)導入できない
  • 気密性能は中気密くらい

です。早速解説していきたいと思います。

熱性能が中の上

まずは断熱性能です。現在断熱性能は等級で最大7(HEAT20 G3レベル)まであります。

現在の住友林業の標準の仕様としてはG1.5程度(断熱等級5〜6)の断熱性能です。これは悪い訳ではありませんが、最高等級であるG3を目指せるか?というとだいぶ無理があります。

断熱等級をG3に近づけるには

  • 樹脂サッシの標準化
  • 付加断熱実施(関東など6地域でも)
  • 天井や床の断熱材を増やす

などしないと難しそうですが、これらは住友林業で現時点で対応できないことがほとんどのためです。

そのため断熱性を最高にしたい!!という希望がある方は住友林業には向かないと思われます。

コスパが悪い

続いてはこちら。住友林業は高くコスパは悪いです。

住友林業は高い設備が入るからコスパは良い!というような投稿も目にするかもしれませんが、冷静に設備だけで考えると住友林業の家自体はコスパは悪いです。

何を持ってコスパとするか?はさておき、原価から考えると割高とはなると思います。

そのため住友林業の家にブランド価値を感じない人にとっては、コスパが悪い家というのが正直な感想となります(笑)

ただ、これについてはヴィトンのカバンや服などブランド価値に価値を感じられる人にとっては違った見方になります。ヴィトンのカバンなど物によっては100万円を超えるものもあると思いますが、製造コストはもっともっと低いです。

だからと言ってヴィトンのカバンが価値がないか?というと素晴らしいリセールバリューとブランド価値があるわけです。

住友林業の家も同じように、価値を感じる人にとっては変えがたいものがありますが、感じない人にとってはコスパが悪い家だといえます。

柔軟性がない

住友林業に限った話ではありませんが、ハウスメーカーと工務店では家の作り方が違います。

ハウスメーカーはある程度標準仕様(型)があり、その中から選択していくように家づくりをするため、

  • 打ち合わせ時間が短くて住む
  • ある程度お任せしても素敵な家になる
  • 見積もりが早くでる

というメリットがあります。ただその反面、とにかく標準外のことに弱い…笑

標準があってないようなものの積水ハウスを除き、大手ハウスメーカーは大抵標準外に仕様とするとオプション費用が高かったりそもそもNGだったりします。

最近は施主支給についても厳しく

  • 水回りや取り付けが必要な照明は施主支給できない(引き渡し後に自分で行うのは可能)
  • 提携外のメーカーは工事中に入れない(地元のメーカーだったりでこだわりの水洗を導入できなかったりする)

など結構制約があります。私たちもテレビボードをお願いした方は個人経営の方だったため、引き渡し後に取り付けをテレビボードに作ってもらった会社にお願いしました。

この辺の柔軟性は大手がゆえにないのは事実だとお思います。

熱交換のできる第一種換気が(ほぼ)導入できない

これもコアな内容ですが、家の換気システムには第一種換気と第三種換気があります。

第一種換気は吸気も排気も機械が行う、第三種換気は排気は機械、吸気は自然です。

第一種換気の方が、熱交換といって入ってくるときに外の空気をそのまま入れるのではなく、部屋の温度に近づけて入れてくれるため、換気による熱喪失が少なく、冷暖房効率がよくなります。

住友林業は基本第三種換気で、3階建以上は熱交換のない第一種換気。熱交換ありの第一種換気を入れるには、全館空調を入れないとできない(最低200万円〜)という鬼畜仕様です。

我が家は入れたかったんですが、入れられずロスナイを入れてみました。

ただ、第三種換気にも良さはあり、手入れは第一種換気より少なくて済んだりするようですが、熱交換可能な第一種換気を入れたい方は住友林業はあまりお勧めではありません。

ちなみに最近はアズビル製のe-kikubariが導入可能になったという情報もあります。ぜひ気になる方は営業さんに聞いてみてください✨

家が乾燥する

続いては家の乾燥です。これは第三種換気であることも影響していますが、冬はとにかく乾燥します。

我が家も12月引き渡しで現在住んでいますが、結構乾燥します。

冬は加湿器が必須になることも住友林業のデメリットと言えるかもしれません。ただ、乾燥に関しては加湿器を使えばそんなに大きな問題にはならないですが。

気密性能は中気密くらい

最後は気密性能です。最近は家の高気密高断熱を推している会社や施主も増えてきていることもあり、気密性能が気になる方も多いと思います。

住友林業はというと、基本的には標準では測定は行なっていません

そのためオプション費用となるようですが、その費用は支店によってまちまちで、私たちみたいに5万程度と比較的相場通りの施主もいれば、15万など相場より高いオプション費用となってしまう方もいるようです。

我が家は比較的良心的でした!

まずは測定自体にハードルがあるというのが1つ目のデメリット。また、測定結果としては我が家は測定した訳ですが、C値0.92(中間)と一つの基準である1は切ることができました。(これについては後日ブログにまとめたいと思います)

ただ、世にいう高気密高断熱住宅でのC値0.3以下は住友林業の家では現状は到達できません。

かなり気密にこだわって建てた施主の方がYouTubeでC値0.5をだされていましたが、色々みた中ではそれが一番低い数字でした。

そのため、かなり気密の取れた住宅にしたい!という方は住友林業では茨の道となること間違いなしです笑

ただ、私たちは住友林業で満足

今回は色々と住友林業のデメリットとなりうることをあげてみた訳ですが、私たちが住友林業に不満を持っているか?というと全くそんなことはありません。

住友林業という企業にブランド価値を少なからず感じますし、最高の高気密高断熱住宅とはなりませんでしたが、HEAT 20G2でC値1以下という希望のラインは超えることができました。

また、実際真冬を現在過ごしていますが、昼間は暖房を暑くて切ってしまうこともあるくらいあったかいです。また、凍えるような家の中の温度差は感じません。

むしろ、次回建てるとしても住友林業にするかもな〜とさえ思っています。

全然満足です。

まあ、積水ハウスへの憧れも捨てきれていないので、積水ハウスにするかもしれませんが…笑

記事のまとめ

今回はこれで終わりになります。住友林業の悪いところは

  • 断熱性能が中の上
  • コスパが悪い
  • 柔軟性がない
  • 家が乾燥する
  • 熱交換のできる第一種換気が(ほぼ)導入できない
  • 気密性能は中気密くらい

でした。意外と家づくりしてみないと気づけないところでもあると思うので、気になるところはぜひ営業担当さんに聞いてみましょう!

家づくりは日々変化しているため、今後数年経つと上の項目も住友林業でも対応できるようになっているかも?


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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住友林業の施主があえて住友林業を悪く言ってみる

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