30年保証はほんと?!住友林業の初期保証について調べてみた。

こんにちは。大手の安心感も欲しいBLFです。

数あるブログの中からこのブログに来ていただいてありがとうございます。

このブログはハウスメーカーを17社以上検討して住友林業で建築した施主が注文住宅を建てる過程を赤裸々に綴っているサイトです。2022年12月についに引き渡しされました。

ハウスメーカー検討段階から体験談も含めて様々実体験を200記事以上にまとめてますので気になる記事をぜひチェックしてみてください。

また住友林業と三井ホームの優秀だと感じた営業さんの紹介もやっています。紹介値引きでお得に!はもちろん、我が家の特別な特典も考えてみましたので気になる方は詳細を見てみてくださいね。

今回は前から気になっていた住友林業の初期保証についてまとめてみたいと思います。

一般的に

大手ハウスメーカーの特徴として保証がしっかりしていて安心!と言われています。ただ、有料メンテナンスが必要など大手ハウスメーカーの囲い込みだ!という批判も目にすることもあります。

大手批判でよくあるものだね。

なので今回は住友林業の保証は囲い込みなのか?単純に安心なものなのか?

徹底解剖したいと思います。

*今回紹介するのは2021年現在の仕様なので今後変わっていくこともあるかもしれません。

  • これから住友林業も検討したい人
  • 住友林業で建てたけど補償の内容があまりわからない人

などに参考になれば嬉しいです。

住友林業の保証は意外と気になります。

記事のもくじ

大手ハウスメーカーの保証とは

大手ハウスメーカーは30年保証!などと謳っているところが多い現状ですが、それぞれの保証内容はひとえに30年保証といっても内容はまちまちです。

ハウスメーカーによって30年保証といっても有料のメンテナンスをした場合のみで保証があるもの。メンテナンスも無料なものなど様々です。

そもそもどんなハウスメーカーも10年までは無償で保証でその後徐々に費用がかかる仕様になっていることが多いです。

それは住宅メーカーには瑕疵担保責任というものがあり、10年の保証はつけなければならないものとして法律で決まっています。

だから工務店さんも10年の保証がついてたのね。

瑕疵担保責任について

瑕疵担保責任とは買い契約に基づいて飼い主に引き渡された目的物に、引渡しを受けたときには分からなかった瑕疵(傷など)があった場合、売り主が買い主に対して負う責任のこと。

新築に関しては住宅の品質確保の促進等に関する法律で制定されている通り、構造耐力上主要な部分(基礎や壁など)、雨水の浸入を防止する部分(屋根や外壁)は10年の保証をつけることが義務付けられています。

大体のハウスメーカーは保証内容は構造と雨水に対してで地震など自然災害は保証制度の対象外となることが多いのもこの法律に則っているためです。

保証対象なのは構造と雨水の部分なので、内装材の汚れや傷をずっと保証してくれるわけではないという点も注意が必要です。(2年などの場合が多い)

電化製品屋の延長保証みたいな感じですね。

つまり、大手ハウスメーカーは法律で定められている10年を30年まで延長するので安心ですよ。ということです。

ただ、無料で保証されるのであればお得!で済むのですが、そこで追加費用がかかると保証じゃなく有料で修理、メンテナンスしていく方が良いのでは?というのが工務店さんなどの主張もまたあります。

どちらも正しい気がしますが、保証の内容次第です。

では実際に住友林業の保証を見ていきたいと思います。

住友林業の保証

住友林業の保証はどんどんよくなってきているのか、少し前まではあまりよくなかったようです。

少し昔の住友林業の保証制度

実際にネットで

で検索してみると

少し前までは住友林業では、始めの10年だけ無料点検(法律で定められている部分)でそれ以降は有料メンテナンスを行なった場合のみ30年保証となるという、30年保証を得るためにはお金がかかる仕様だったよう。そして30年以降の点検も有料と30年保証とは名ばかりの仕様でした。

詳しくはこのブログを参考に書かれていました。

ビビさんのブログにも2019年度版もまとめてくれてありますね。

今の住友林業の保証制度

そして今現在の住友林業の保証制度は上の時期よりさらにグレードアップしています。

実際のメンテナンスサイクルはこのようになります。

まず住友林業の基本的に30年間は基本的に防蟻再施工のみで

30年間は構造、防水については追加メンテナンス費用を求められない初期費用形態となっています

外壁、屋根などは基本的には30年間メンテナンスがいらないもの(LS30)を採用していることもあり30年は保証されます。

しかし、防蟻に関してはタームガードという家の周りにパイプがあり、それに防蟻剤を入れるという仕組みのためどうしても10年ごとに10万円程度はかかるようです。

タームガードシステム

これは居住空間に防蟻薬剤が広がらないことや、メンテナンス時に業者が外から施工できることなどのメリットがあります。

安全性が高くて、メンテナンスしやすいのでタームガードは気に入っています。

タームガードについて説明を受けた打ち合わせはこちら

さらに上と変わったのは30年目に大型なメンテナンスが必要となりますが、それを行えばその後は60年まで10年ごとのメンテナンスも無料で行ってくれます。

上のブログでは25年後以降は有料のメンテナンスであったようなので、アフターフォローをさらに手厚くしてくれていますね。

さらに24時間受付のコールセンターもあり、何か困ったことがあればそこに問い合わせることで簡単に対応してくれます。

問い合わせ先が統一されると、困ったことの相談場所がわかりやすくなり良いですね。先輩施主さんもいろんなことを問い合わせて対応してもらっているようなので、かなり手厚く対応してくれるな。という印象があります。

住友林業の初期保証をまとめると

  • 30年間は構造(壁、屋根)、防水はメンテナンスフリーで初期保証
  • 30年後に大きな修繕費用がかかるが60年目まで無料メンテナンス
  • 防蟻は10年ごとタームガードの薬剤投与が必要

といった内容です。

よく聞くメンテナンスは結局有料といった印象は少なくとも30年間はなく、大手ハウスメーカーの保証が手厚いについては期待を裏切らない内容だなと感じます。

メンテナンス費用が30年後にかかるのはどんなハウスメーカー、工務店でも同じですしね。

初期保証の注意点

そして30年保証なんだ、じゃあ30年間はメンテナンスがいらないんだ!!というのは完全な誤解です。

なぜなら上で申しているように30年間初期保証の対象は、構造、防水に関してのみです。

つまり

..

構造以外のメンテナンス費用は30年以内にかかる可能性は当然ある

,

外壁に関しても特に住友林業の吹き付け外壁はベルバーンやタイル外壁と比べると、雨だれなどの汚れもつきやすいこともあり、初期保証30年=30年メンテナンスがいらないということではありません

全部を保証してくれるわけじゃないのが注意です。

基本的には内装材などについては2年間の保証のようです。つまりそれ以降は自分たちでメンテナンスしつつ、壊れたら有料で修理する必要が出てきます。

なので大事なことは

しっかり自分で住んでからメンテナンスをする

ということ。

外壁に関しては台風が来た後や半年に一回程度は水洗いをすることで汚れを落とすことが大事です。

これは同じ吹き付け外壁の三井ホームの営業さんに教えてもらいました。

さらに自分でできる住まいの点検リストというものもありこれに沿って色々とメンテナンスを行っていきたいところです。

つまり、外壁、防水が30年保証といっても全てのメンテナンスが免除されるわけではないので、

外壁も含めて長く住むために自分たちでしっかりメンテナンスしていくのが大事です

私たちも住み始めたらメンテナンス頑張ります!(予定)

ということで今回はこれで終わりとなります。

まとめ

今回は大手ハウスメーカーの保証についてまとめつつ、住友林業の保証制度、メンテナンスについてまとめました。

住友林業の初期保証については手厚く

  • 30年間は構造(壁、屋根)、防水はメンテナンスフリーで初期保証
  • 30年後に大きな修繕費用がかかるが60年目まで無料メンテナンス
  • 防蟻は10年ごとタームガードの薬剤投与が必要

ですが、あくまで構造と防水のみの保証なので、住み始めてからは自分たちでしっかりとメンテナンスすることが大事です。

ただ、構造と防水が30年間無料で保証されるのは安心材料です!

ということで今回はこれで終わりになります。

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