こんにちは。床材はとにかくこだわってほしいBLFです。
数あるブログの中からこのブログに来ていただいてありがとうございます。
このブログは私、えるが住友林業で契約、引き渡し後の施主が実体験をもとに住友林業の値引きなど、施主ならではの家づくりについて発信しています。ぜひ最後まで読んでリアルな実体験を学びにしていただければと思います。
家づくりをするときに大切なもの、私たちが大切にしたものがあります。
それは床材です。色々なYouTuberさんや実際に建てた施主さんも言ってしますが、注文住宅において床材はとても大切です。
そんなこともあり私たちは床材について色々と拘りました。ということで今回は注文住宅で選ぶ床材についてまとめたいと思います。
注文住宅の床材の種類(フローリング、突板、挽板、無垢)について紹介します。
住友林業の標準を紹介しつつ私たちが実際に選んだ選択肢について解説します。
では早速始めましょう。
注文住宅で選べる床材の種類とは?
ということで早速まずは注文住宅で選べる床材の種類について解説します。
このあたりは家づくりをしたことがないとあまり知らないですよね😅
早速ですが、通常の木の風合いのある床材には大きくこれらの種類があります。
- シート
- 突板
- 挽板
- 無垢
です。そのほかにタイル系の床材やフロアタイル、カーペットなどもありますが、今回は注文住宅らしい木の床材についてくわしく紹介します。
これらは値段はシート<突板<挽板<無垢の順で値段が高くなりますが、その分木の風合いが強くなっておしゃれになってきます。
それぞれについてメリット、デメリットをお話しします。
シート系床材
シート系床材は木目調のシートフローリングです。この後紹介する突板、挽板などは木の表面ですが、このシート系は表面はプリントとなっています。マンションや賃貸などで標準的に使われているものですね。
よくある床材です。
シート系床材のメリットは
シート系床材のメリットは
- メンテナンスがしやすい
- 汚れに強い
- 耐久性が高い
- 安価
です。シート系床材は表面が木ではないため、特殊な強いコーティングを施すことができます。そのため耐久性が高かったり、汚れに強いです。
また、木を使った床材と比較すると安価でシート系床材にするだけでコストダウンができます。それがシート系床材のメリットですね。
シート系床材のデメリットは
反面シート系床材のデメリットは
- 軽い汚れに強い反面凹むと修正が効かない
- 足触りが良くない
- シートなので自然な木目じゃなく人工物感がある
です。
シート系床材は一般的に傷に強いとされます。確かにそうでキャスターの傷やちょっとした傷については一番つきにくいです。しかし反面強い力で発生した傷、凹みなどは防ぎきれず、シートの奥があらわになることでむしろ目立ってしまいます。
その点無垢材は凹みだったりも発生した後にアイロンやヤスリなどを駆使して目立たなくする加工ができますが、シート系床材は凹んだら張り替える以外直す選択肢がありません。
それが一つのデメリットです。
無垢は傷に弱いイメージがあるけど、自分たちで修復が結構できます。
また、シートなので木独特の足触りはありません。そのため夏はペタついたり、冬は冷たかったりします。そして一番のデメリットは通常はシートなので規則性のある模様です。
そのためよくみると人工物感が否めません。あまり気にしていない人からすると変わりがわからないかもしれませんが、メインフロアがいい床材を使っているなどの場合は、その差が歴然とわかってしまうかもしれません。
シート系床材ならトリニティ
そんなシート系床材の中でもシートっぽさがない床材があります。それが大健工業のトリニティです。
これは表面の質感にこだわり、広幅デザインで立体感のある貼り上がりを実現しています。
このように言われなければ本物の木にも見えるほどの立体感があります。
ただ、他のシート系床材と比較すると価格が高いですが、それでもシート系床材の耐久性などのメリットをそのままにデザイン性も優れているため、傷が気になる!という方は一番に選択肢にしてもいいと思います!
突板フローリング
続いては突板フローリングです。突板フローリングとは合板の表面に薄い木材が貼られているという床材です。
複合フローリングともいわれて合板などの基材の表面に化粧材を貼り合わせた床材です。挽板も同様の作り方になりますが、突板の方が天然木の厚さが0.2mm〜0.6mmほどのかなり薄いです。
厚さが違うんだね。
突板フローリングのメリットは
突板フローリングのメリットは
- シート系の次に安い
- 天然木の厚さがないため変形しにくい
- 高機能なフローリングを選択できる
です。
シート系床材とは違い本当の木を使ってるため木の雰囲気は出すことができます。
また天然木より耐久性や寸法安定性の高い合板の割合が多いため、シート系についで高い耐久性があるとされます。挽板、無垢と比べて安価な点も良いですね。
突板フローリングのデメリットは
反面、突板フローリングのデメリットは
- 立体感が挽板、無垢と比較するとない
- シートよりは傷によわい
- 安っぽさが出てしまうことがある
です。天然木ではあるのですが、木の厚さがないため床材の立体感や風合いは挽板や無垢と比較すると劣ります。
その立体感のなさが少し安っぽさにもつながるため、木の雰囲気などにこだわりたい方は、挽板以上にすることがオススメです。
展示場とかをみると違いが結構わかるのが突板と挽板ですね。
挽板フローリング
挽板フローリングとは合板系フローリングで、突板より天然木の厚さが厚く通常2mm程度あります。
そのため立体感が出て突板より木の高級感があります。その立体感が突板との違いです。
挽板は慣れないと無垢とほとんど見分けがつかないです。
挽板フローリングのメリットは?
そんな挽板フローリングののメリットは
- 無垢に近い風合いがある
- 床暖房が入れられる
- 足触りが良い
です。
挽板は天然木の厚さもあるため、無垢に高い木の風合いがある床材です。そのため凹凸感だったり、立体感もあり会社によっては無垢床に見えるほどの商品もあります。
特にダイワハウスの時に検討していたライブナチュラルシリーズの木の雰囲気はこれで十分なのでは?と思うほど素敵でした。
ライブナチュラルのラスティックが好みでした。
挽板のデメリットは?
ただ、そんな挽板のデメリットは
- 無垢についで高い
- 無垢床と違い修復はできない
- シート、突板と比較すると傷には弱い
です。
まずは値段です。特に見た目が無垢に近いような挽板を採用するとかなり高額です。材木の場合によっては無垢でも安い杉材より、高いものもザラにあります。
挽板=無垢床より安いということではありません。
実際に住友林業では標準は、比較的安価ない木材の無垢床と高級な木材の挽板両方が選べ、その両者に差額はありません。
そんなところから挽板がかなり高いということが分かりますね。
特にチーク、ウォルナット、マホガニーなどの木材は高いです。
無垢フローリング
無垢床とは天然木100%の板のことで、チークならチークのみで作られている床材です。
そのため合板などと違い木の質感を得ることができます。この風合いは実際にマルホンで体験しましたが、唯一無二かなと思いました。
無垢フローリングのメリットは?
無垢床のメリットは
- 独特の木の質感が得られる
- アイロンやヤスリで傷を修復できる
- 足触りが優れている
です。メリットとしてはやはり木の風合いと足触りです。挽板もかなり近いとは思いますが、見慣れてくるとやはり無垢床との違いがわかります。
やはり無垢床ならでは。。。というものがあります。また、無垢床は傷がついてもアイロンやヤスリなどで修正を行うことができます。
無垢フローリングのデメリットは?
無垢床のデメリットは
- 高い
- 床暖房が対応できないものが多い(できても高い)
- 傷つきやすい
です。無垢床のイメージ通りに傷はつきやすいです。ただ反面メリットでも紹介したように修正を行うことができるという意味ではメリットとデメリット両方を合わせている特徴かな?と思います。
また、無垢床は寸法安定性がないため一般的には床暖房が対応できないです。ただ、最近は物によっては無垢床と床暖房を併用できるものもありますが、その代わり費用がかなり高いです。
全てを兼ね備えるものは高いですね(笑)
ただ、我が家として意外とデメリットだったのは水拭きがだめだったりするところでした。我が家は新居ではブラーバという水拭きをやっていくれる自動掃除機の導入を検討していました。
水拭きを自動でしてくれるなんて!!
ただ、直接無垢床のメーカーに質問してみましたが、水拭きは推奨できないようです。そういった制限があるのはデメリットかなと思います。
ただ、実際インスタとかでやっている人もいるので、メーカーとしては推奨できないということなのかもしれませんね。
床材の種類のまとめ
以上が床材の種類とそれぞれのメリット、デメリットでした。
我が家は無垢床や挽板でいく予定で、タイトルにも書いたように皆さんにも注文住宅で折角建てるならいい床材を選ぶのもいいのかな?とおすすめです。
フジモンさんなど実務者の方もオススメされていますし、実際に住んでからの満足度も高いようです。
ただ、費用は100万程度上がってしまうのでお財布との相談にはなりますね!
ただ、頑張れるなら無垢床がおすすめです!
住友林業の標準は?
では続いては簡単に住友林業の標準仕様を解説していきたいと思います。住友林業は床材が豪華!となんとなくイメージがある方もいると思います。
その理由でもある床の標準仕様(My forest BF仕様 2022年4月時点)は
・主要階:無垢材(数種類)or 挽き板(床暖対応)
・それ以外:突板、シートフローリング
となります。さすがの住友林業で、主要階では無垢材が標準仕様です。
ただ標準となる無垢材はクリ、オーク、メープルなど数種類だけです。
ウォルナットやジャパニーズオークなどは追加費用がかかります。
そして特になにも希望がない場合、床の仕様についてはこの、主要階無垢材、それ以外突き板の仕様で契約となります。
住友林業の展示場だと、1.2階ともに無垢フロアや挽き板が多いからそのイメージに近づけるには増額が必要となります。
ただ、私たちは契約前から床材についてはグレードアップしていました。
私たち床材の選択を紹介
そして私たちは契約前に希望を出して契約時に以下の仕様に変更していただきました。
主要階(2階):挽き板+床暖房
それ以外(1階):挽き板
こちらに変更していただきました。
主要階の床材は無垢ではなく挽き板を選択しましたが、無垢と比較して価格差はありませんでした。
そして1階を挽き板にグレードアップしました。
そして打ち合わせをさらに行い、こちらとなりました。
主要階(2階):無垢床(チーク)
それ以外(1階):挽き板(ウォルナット)
ということで無垢床に変更を行いました。
床材をグレードアップした理由は?
グレードアップした変更した理由としては、
- 住友林業の展示場床の質感が好きで床材にお金をかけたかった
- 床は部屋全体のイメージを大きくするため、木質感を感じる床にしたかった
- 無垢床を裸足で歩いた時の感触が良かった
- 契約前はできるだけモリモリにしておきたかった
がありました。無垢床は傷が心配というのもありますが、子供のつけた傷なども、私たちの家族は家の味として思えるかなとも思っています。
小さい怪獣さん(娘)がいるけどそれで傷ついても良し!と思ってます!
ということで次回は住友林業で実際に選べるオプションの床材を紹介したいと思います!
まとめ
今回は床材の種類についてまとめました。メンテナンス性をとってシート系床材にするか、風合いをとって無垢床にするかは永遠のテーマですよね。
次回は住友林業で選べる床材や人気の床材についてまとめてみたいと思います!ぜひご期待くださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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