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このブログはBLFというハウスメーカーを17社以上検討して住友林業と契約した施主が注文住宅を建てる過程を記録しているブログになります。
家を建てようと思ってからハウスメーカー検討→打ち合わせ→家の建築と家を建てる過程の全てでブログにのこし記録に残しています。これから家を建てる人、家を建築中の方に体験談も含めて色々実体験を200記事以上にまとめています。

なのでどこかに必ず参考になる記事があると思いますのでぜひ最後までご覧ください!

参考になると嬉しいです!
*間違っているなどあればできるだけ正しい情報を提供したいのでご指摘ください。
ハウスメーカー応援企画の第6弾。ハウスメーカー応援企画とは、ハウスメーカーや工務店を様々検討した結果、ハウスメーカーの色々な特徴や魅力を色々感じハウスメーカーの魅力をもっと知ってほしいというBLFが勝手に宣伝を行うという企画です(笑)
今回はパナソニックホームズ のメンテナンスフリーに限りなく近い
キラテックタイルについては深掘りしていきます。

前から言っているけど
外壁についてはキラテックタイルが一番!とも思っています。
今回は、積水ハウス、住友林業、ダイワハウス、三井ホームなどの最後まで迷った4社以外で初めて取り上げるのがパナソニックホームズ なのですが、
その理由はパナソニックホームズ はBLF的に一番過小評価されているハウスメーカーではと思っているからです。
ぜひこの記事を見てパナソニックホームズ に興味を持っていただけると幸いです。





キラテックタイルとは
まずキラテックタイルって?という方も多いと思いますのでまずはそれについてお話しします。
キラテックタイルとは、パナソニックホームズ でのみ導入可能なタイル外壁で
キラテックタイルとは簡単にいうと、とっても汚れにくいタイル(外壁)です。
実際私たちの打ち合わせでも推されました。
関西人の謎の上司がパナソニックホームズの解説を急にしてきた回はこちら

とにかくこの関西人上司が苦手だったわ

要はキラテックには太陽光+雨で自浄作用があるということですね。
また、TOTOと共同開発している商品であり、TOTOといえばトイレのネオレストなど色々綺麗なままにする確かな技術があります。
具体的には
という過程で汚れがつきにくいです。
ホコリ、チリの吸着を抑える
光触媒の働きで親水性が生まれ空気中の水分から薄い水の膜がつくられます。この水膜がホコリやチリを吸い寄せる静電気を抑え、排気ガスなどの汚れがまず付きにくくなります。

油汚れを落ちやすくする
光触媒作用によって生まれた分解力でタイル表面に付いた汚れの付着力が弱められます。これにより外壁を汚す原因となる排気ガスなどのベタベタ汚れをつきにくくするという効果があります。

雨の力で洗い流す
光触媒の親水性によって水分がタイルの表面全体に広がるため、雨が降ると雨水が汚れの下に入り込みます。それにより雨水で汚れが流れ落ちるという過程で自浄効果があるタイルです。

以上のように光触媒である「酸化チタン」に紫外線が当たると、空気中の酸素・水分と反応し2種類の活性酸素が発生しこの活性酸素の働きが分解力と優れた親水性を生み出し汚れを落としてしまう。これが汚れない外壁のカラクリです。

もともとタイルは汚れにくいのにそれにさらに光触媒はすごいね。
ハイドロテクトタイルとの違い
キラテックタイルの説明を聞いて
あれこれ一条工務店でも採用していない?
と思われた方もいると思います。
そうです。一条工務店のハイドロテクトタイルは、これはいわばキラテックタイルの姉妹商品。

通りで説明と売りが一緒なわけね。
私たちも実際に一条工務店の展示場でこの光触媒の凄さは体験しました。

ハイドロテクトタイルはTOTOとの共同開発である点も同じですが、欠点としては一条工務店ではあまり種類が選べません(確か5種類? 2021/5時点)
なのでそのため外観が一条工務店っぽくなるというデメリットがあるのですが、先駆者はパナソニックホームズですのでバリュエーションはキラテックタイルの方があります。
パナソニックホームズでは様々なキラテックタイルがありいろんな外観を作り出すことができます。
キラテックタイルとハイドロテクトタイルの違いを簡単に表にまとめると以下の通りです。
キラテックタイル(パナ) | ハイドロテクトタイル(一条工務店) | |
種類 | 7種類のタイル+色で計34種類(2021年5月現在) | 5色(2種類まで組み合わせ可) |
値段 | 一坪3万〜6万以上 | 標準(標準でない商品でも1万円程度) |
目地 | 目地の上に接着剤で貼っているため30年後も目地の交換が不要 | 目地あるため30年後そこのメンテナンスは必要 |
耐久性 | 焼付処理した光触媒のため紫外線に対して60年相当の設計耐用年数基準 | 焼付ではなくコーティング塗装 |
と費用面ではハイドロテクトタイルの圧勝ですが、あとで触れるようにキラテックタイルは、光触媒が焼き付け処理でつけてある、目地の上に接着剤でつけられているなどの理由からメンテナンスフリーに限りなく近いといえます。

30年を超えてメンテナンスフリーの可能性があるのはキラテックが一番可能性がるかなと思います。
キラテックタイルのメリット
ということで恒例のメリット、デメリットについて触れていきます。
メリットとしては
があると思います。ひとつひとつ解説していきます。
色の展開が様々あり、重厚感のあるタイルも選べるため似た外観にならない
これはキラテックタイルの最大のメリットと言えますが、高いメンテナンス性、性能を持ちながら意匠性(かっこよさ)を併せ持っています。
具体的には


というように色々のバリュエーションから選べます。
私たちはS・WNブリックというキラテックタイルの中でも厚み、凹凸などから重厚感が一番あるものでとてもカッコ良い外観に仕上がりました。

重厚感がとっても好み。

そのほかにも
上のようにLBボーダー、HGブリック、LSスクエア、WXスクエア、スタイリッシュ、S・HNブリックという種類があり、長細いもの、四角いもの、凹凸があるもの、ないものなど様々になります。

これだけ種類があると、好みの外観は作れますね。
限りなくメンテナンスフリーに近い
上でも触れていますが、キラテックタイルは光触媒で自浄効果があることに加えて、ハイドロテクトタイルと比べても目地の交換が30年で不要、光触媒が焼付処理のためさらにメンテナンスがかからず綺麗な外観が維持できる作りになっています。
これにより限りなくメンテナンスフリーに近い外壁と言えると思います。
個人的には積水ハウスのベルバーンより色や外観のバリュエーションもあり、性能も良いためもっと人気になってもいいんじゃないかな〜と感じています。

ベルバーンは焼き物故のなんとも言えない風合いがあるので、一概に比べられないとは思いますが。
ということで次はデメリットです。
キラテックタイルのデメリット
やはり全てが完璧なものってありませんよね。
キラテックタイルにもやはりデメリットがあります。
それは
かなと思います。1つ1つ見ていきます。

いつも通りデメリットの方が多くなっているけど、好きだから故ということで(笑)
タイル外壁のため値段が高い
これは人によってはこの時点で検討から外れてしまうかもしれませんが、高いです。
一条工務店では標準で入ったり、坪1万円のオプションで済む(30坪=30万程度)であることを考えると、最低坪3万円(30坪=90万円)はコスパは悪いかもしれません。
また、選ぶタイルによって費用が変わり私たちは一番高級なタイルを提案されたため外壁材だけで300万越えでした(笑)
詳しくはこちらで


それを超えるメリットがあると思うんですが。
タイルが重いため家全体が重くなる
これはタイル外壁全体のデメリットでもありますが、タイル外壁はそのほかの外壁と比べて外壁自体の重さがあり、耐震性などに影響があります。
そのため木造住宅などでは地震時の家全体のしなりが大きくなり、目地割れを起こしたり、耐震性が低くなりやすいなどがあります。
ただ、その点はパナソニックホームズ の元々の地震の強さがあるのでそんなに心配はいらなそうでした。

鉄骨の強みがここに出ているわね。
汚れないといっても汚れは着く可能性がある
メリットと逆行する気もしますが、汚れない外壁!!!
といってもやはりものであるので絶対はありません。キラテックタイルでも汚れが着く可能性はやはりあり、絶対にメンテナンスがいらない!ということではないです。
そのため上でも”限りなく”という文言がついています。

汚れる可能性が低いということだけでも十分なメリットだよね。
まとめ
今回はパナソニックホームズ のキラテックタイル を紹介しました。
キラテックタイル はアピール次第でHMの外壁でナンバーワンになれるような性能、意匠性を兼ね揃えたものだと感じています!!

BLF一押しです。
メリットとしては
がありました。
とにかく性能が良いですね。
デメリットとしては
がありました。
この記事を読んでパナソニックホームズ が気になった方はぜひお近くの展示場に足を運んで見てください!
そしてその時はぜひ外壁を念入りに見て見てくださいね(笑)