こんにちは。全館空調大好きのBLFです。
数あるブログの中からこのブログに来ていただいてありがとうございます。
このブログは私、えるが住友林業で契約、引き渡し後の施主が実体験をもとに住友林業の値引きなど、施主ならではの家づくりについて発信しています。ぜひ最後まで読んでリアルな実体験を学びにしていただければと思います。
住友林業と契約して打ち合わせを進めている私たち。 実は住友林業以外では全館空調を導入予定だったほど、全館空調に強く憧れていました。その理由は何より快適性。ただ、デメリットもあり住友林業では導入しませんでした。
今回は、導入しなかったけど、検討していた全館空調についてだよ。
全館空調は各ハウスメーカーごと特徴もさまざまです。
そのため今回はハウスメーカー選びの際に参考になるべき各社の全館空調についてまとめてみました。
全館空調が少しでも気になるという方はぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
私たちは結果的に導入しなかったけど、全館空調についてたくたん勉強したので熱く語りたいと思います。
ハウスメーカー各社のの全館空調がわかります。
今までの全館空調の記事はこちら
では早速はじめて行きます!
全館空調とは
全館空調とは
です。
全館空調は設置する際に各部屋にエアコンを設置せず、廊下などに約1帖ほどのスペースをつくり設置をします。
各部屋(家中)に張り巡らされた、管を通って家全体の温度を一定に保ちます。
このような写真のイメージになります。
全館空調では花粉やPM2.5などを除去し空気を綺麗にしてくれるので小さなお子さんの居る家庭やペットを飼ってる方にもオススメです。
また、ヒートショック(急激な温度の変化によって、血圧が乱高下したり脈拍が変動すること。最悪の場合死に至ることもある)から身を守ることもできます。
この空気をきれいにしてくれる!ていうのが意外と気に入っていました。
断熱性をあげてエアコン1台で空調!もできると思いますが、空気を綺麗にする点も考えると全館空調は気になるオプションです。
全館空調を扱う主なハウスメーカーについて
全館空調とはについて簡単に説明しましたが、基本的にハウスメーカーによって全館空調の種類や機能が若干違います。
まずは、各ハウスメーカーの全館空調について見ていきましょう。
一般的によく聞くのは下のようなですハウスメーカーです。
- 三井ホーム「スマートブリーズ」
- 三菱地所ホーム「エアロテック」
- 住友林業「エアドリーム ハイブリッド」
- 積水ハウス「エアシーズン」
- セキスイハイム「快適エアリー」
- ミサワホーム「エアテリア」
- パナソニックホームズ「エアロハス」
- トヨタホーム「スマート・エアーズ」
有名どころで行くとこの辺でしょうか。
結構いろんなメーカーが全館空調販売してるんだね。
太文字の所は私たちが一度全館空調を提案されたことのあるハウスメーカーになります。
この中でBLF夫婦は2番の三菱地所ホームは見学、検討していないため情報はネット情報のみになります。すみません😓(17社もチェックしたのに三菱地所ホームは完全に失念していました💧)
では、1から順に簡単な全館空調の価格やスペックについてまとめていこうと思います。
長丁場になりますが、ぜひお付き合いください。
三井ホーム「スマートブリーズ」
まずは三井ホーム「 スマートブリーズ」です。
私たちが一番検討してもし全館空調にするとしたら、こちらを導入していたと思います。
商品画像はこちら
そして概要はこちらです。
商品名:スマートブリーズ・プラス エース ワン (3種類あり)
価格:230万程(私たちの提案スマートブリーズプラスの場合)
特徴:加湿機能がついている、種類がいくつかあり選択出来る 等
となります。
三井ホームの全館空調の中で加湿なども含めた機能があるのは
- 東芝製のスマートブリーズ・プラス
- デンソーエース製のスマートブリーズ・エース
の2種類があります。(2021年11月現在)
違いがよくわからないけど。。笑
そこで、担当者に2つのうちどちらが人気なのかを聞いてみたところ
うちの地域だと半々くらいだと思います。
とのことした。
二つの違いとしては、
- 東芝 製のスマートブリーズ・プラス:機械室の設置場所が割と自由(小屋根裏や床置きなど)
- デンソーエース製のスマートブリーズ・エース:設置場所は床置きのみ。メンテナンスや掃除がしやすい。
という点です。
大きな違いは製造メーカーの違いと設置場所の自由度が違います。
設置場所が自由なのは良いよね。お手入れの事を考えると、床置きするのが良いかなと個人的には思ったけど!
同じ点としては、どちらも加湿機能が付けられます。(ここが三井ホームの全館空調のミソ)
また、2019年に発表になった
40坪以下のお家のみで導入可能で、加湿機能をなくしルームエアコン1台で全館空調を行う
スマートブリーズワン
という商品もあります。
加湿機能はありませんが、大きなメリットとしては
- 導入コストが他より安い点
- 定期メンテナンス契約が必要ないため、従来は年間数万円のメンテナンス費用が掛かりますがそれが必要ない
という点があります。
加湿機能がいらない方は導入しやすいですね!
三井ホームは、全館空調の種類も多く、全館空調が得意なメーカ-と言えると思います。
それは三井ホームの高断熱が自慢の「プレミアム・モノコック構法」のおかげ。
プレミアムモノコック構法は熱を通しにくく気密性も高く作れる2X6工法のため全館空調に適していると言えます。
全館空調はある一定以上の断熱性や気密性がないと無駄に電力を使ってしまいます。
また三井ホームが各地域のガス会社と手を組み、『未来発電G』なるものをやっており、ガス会社が販売する家庭用燃料電池「エネファーム」を導入するお客さまを対象に太陽光発電設備を無償で提供する新サービスをやったりして電気代を抑える仕組みを提案しています。
(2021年5月頃の三井ホーム検討時の情報のため、気になる方は担当営業マンに聞いて見てください!)
そのため、全館空調のデメリットである上がりがちな電気代もある程度抑えられたりもします。
全館空調であがる分の電気代についても色々考えられていますね!
さすが三井ホーム。全館空調が気になる方は必ず見に行った方がいいハウスメーカーです!!
三菱地所ホーム「エアロテック」
続いて三菱地所ホームの全館空調の商品はエアロテックです。
商品概要はこちらです
そして、概要はこちらです。
商品名:エアロテック
価格:約260万(2020年10月より受注開始したエアロテックUVの場合)
特徴:長期保証10年間がつく、リフォームでも導入可能 等
となります。
エアロテックの特長は部屋ごとに快適温度設定(他ハウスメーカーの全館空調も出来る所もあります)、長期10年保証、小規模住宅やリフォームでも導入可能という所です。
中でも全館空調の長期10年保証の部分はかなり魅力的です。
一般的な設備機器の保証期間は1年間。エアロテックは、長く安心して使用して欲しい思いから、長期10年保証とその間の定期点検を年1回無償で実施してくれます。
全館空調の定期点検は結構コストが高額なためこのサービスはありがたいです。
また、検討していないためネットの情報となってしまいますが、2020年10月より受注開始したエアロテックUVは新型コロナウイルスに対応すべく空間除菌装備を強化したモデルも発売されました。
三菱地所ホーム見学してみたかった・・・😱
本当に検討しなかった事を後悔しています。
住友林業「エアドリーム ハイブリッド」
続いては住友林業の全館空調の商品名はエアドリームハイブリッドです。
我が家は、住友林業で契約していますが、全館空調は採用していません!
商品画像はこちらです。
そして、概要はこちらです。
商品名:エアドリームハイブリット
価格:約200万~
特徴:特段なし
となります。
正直なところ、住友林業の全館空調はそこまで導入率が高くないし、有名ではない気がします。
また、私たちも住友林業で契約しましたが住友林業では全館空調を導入するつもりではなかったため、詳しい提案も受けていません。
ただ、搭載された展示場にはいくつか行ったことはあります。
住友林業のHPで全館空調について調べたけど、全館空調を推しているメーカーに比べて圧倒的に情報が少ない気がします。
費用は基本設定で約200万円程になるようですが、さらに加湿機能などを足して行くとさらにお値段がかかるようです、、
つまりかなり費用のかかるというものです。実際展示場の営業さんとかに聞いても
正直あまりオススメしないです。。
と正直に言われまいた。
住友林業の全館空調は「エアドリームハイブリット」というazbil社との共同開発の全館空調システムとなります。
公式HPには
との情報のみでしtあ。
特段、住友林業の全館空調ならではというものはなくメンテナンス費用は他社と比べても結構かかる様子でした。
無理して入れる必要はないかもですが、住友林業も全館空調も気になる方は確認して見てもいいかもしれません。
住友林業の全館空調については、かなぴさんのブログがとてもわかりやすいのでぜひご覧ください!
積水ハウス「エアシーズン」
積水ハウスの全館空調の商品名はエアシーズンのようです。
商品画像はこちらです。
そして、概要はこちらです。
商品名:エアシーズン
価格:200~300万円
特徴:特段なし
となります。
冷暖房・換気・加湿・除湿の4つの機能で、24時間365日、住まいを快適にする全館空調システム「エアシーズン」です。
大きな吹き抜けのある開放的な空間や、間仕切りのないオープンな設計にしても、家のすみずみまで快適な暮らしを実現します。また、積水ハウスの高い断熱・気密性能を活かして、住まい全体を効率よく快適に保ちます。
公式Hpより
とHpに書いてありますが、今まで何回も打ち合わせして、住まいの夢工場にも行きましたが、全く聞いたことがない。。笑
一応なんでもできる積水ハウスとして商品は用意してますよ!
ということなんでしょう。
積水ハウスで完成宅訪問に3邸行きましたが、どこも全館空調は導入されていませんでした。
住まいの夢工場のblogはこちら
セキスイハイム「快適エアリー」
続いては、セキスイハイムの全館空調快適エアリーです。
商品画像はこちらです。
そして、概要はこちらです。
商品名:快適エアリー
価格:100万円~(一階部分のみ導入の場合)
特徴:空気の吐き出し口が床である、全関空調の標準仕様は1階部分のみ
となります。
上記の概要でも述べていますが、快適エアリーの範囲としては標準は「1階のみの対応」となります。
金額は今までのハウスメーカーと比べて、100万~ということもあり、リーズナブルな感じがあります。
セキスイハイムの全館空調の1番の特徴として吹き出し口が床となります。
これはお手入れがしやすいですがその反面小さいお子さんやペットが居る家庭だとものやゴミが落ちないか汚れがどうなるのか気になる所です。
妻的にはここがあまり好きではなかった。。。
娘がモノを落としそうだし。。。
と、見た目を気にする妻はあまり床が吐き出し口になるのはマイナス点でした。
ただ、セキスイハイムは三井ホームのように全館空調を導入される施主さんも多くその点は安心できそうです。
導入事例が多いハウスメーカーは安心だよね。
三井ホームやハイムはモデルハウスも全館空調の事が多いし!
ただ、床下ゆえに埃がたまりやすかったりでどうしても掃除が頻繁に必要になるようです。また、床下の冷房が使えないなどのデメリットがあるようです。
床下の吐き出し口は好みが分かれそうです。
ミサワホーム「エアテリア」
ミサワホームの全館空調の商品名はエアテリアです。
商品画像はこちらです。
そして、概要はこちらです。
商品名:エアテリア
価格:約250万円
特徴: プラズマクラスター技術を採用したイオン発生機を使って空気をさらに綺麗にする
となります。
エアテリアの機械は2階の一箇所となります。
一カ所に集中してダクトを通すシステムです。たまに1階、2階ともに機械室が必要となる全館空調もありますが、その点はメリットですね。
デメリットとしては家全体をトータルに空調し居室と廊下間の温度差・上下階の温度差をともに解消する全館空調システムのようですが、トイレや浴室は対象外とのこと。
ミサワホームの売りは蔵なので、全館空調は相性が良さそうですが、
有名ではないみたいですね。
あまりミサワホームは全館空調のイメージはありませんよね!
また、実際にミサワホームで間取りの提案を受けた際、他社の全館空調が気になっていると伝えた所、
営業マンが
設置率は1%にも満たないかもしれません。
なのであまりオススメしないです。。
と仰ったので、ミサワホームの施主さんでもあまり導入率は高くないんだと思います。
すごく正直に教えてくれました。
私たちもミサワホームで提案いただいた際は、全館空調をいれませんでした。
ただし、ミサワホームは蔵のある家が特徴。今考えてみると全館空調との相性は良かったかもしれませんね。
パナソニックホームズ「エアロハス」
続いては、パナソニックの全館空調エアロハスです。
そして、概要はこちらです。
商品名:エアロハス
価格:約250万円
特徴: 機械本体の大きさがエアコン並の大きさ(小さい)、各部屋の温度調節が ±2度まで対応可能
となります。
これは私たちが直接提案も受けており約250万円くらいでした。
下の見学でも観ましたが、パナソニックの全館空調の中には普通のエアコンが入っています。
これはパナソニックならではですが、それにより全館空調の大きなデメリットである、故障の時に簡単に交換できない!ということをカバーしています。
中身を見た時はかなり驚きました。
エアコンなら買い換えがラクそうです。
また、この温度調節機能はあまり他社ではない機能ですが、暑がりの方も寒がりの方も快適に過ごせるように、部屋ごとに温度を調整でき、他にはあまり使わない部屋の空調を弱めてエネルギーのムダを抑えるなんて事も可能です。
あとは、パナソニックホームズ の営業担当曰く
パナソニックホームズ は商品として全館空調を出すために、ただ単に商品として安易に出すわけじゃなく、しっかりとした性能も担保すべく開発されています。
なので、全館空調を導入する場合は、日差しの量などで窓が少し制限が出たりします。
とのことでした。
パナソニックホーズでは全館空調入れる場合、間取りの制限があります。制限は全館空調の設置位置や窓の数、大きさ、配置などです。
これは全館空調を導入したけど効きが悪い!!ということがないように計算していれているため、裏を返すと導入したけどおもったより効きが悪い!ということが少なくなります。
さすが、パナソニック!商品へのこだわりとプライドがあります。
また、パナソニックホームズ は
- フィルター掃除が6ヶ月ごとである点
- フィルター交換が5年毎
などメンテナンスが楽というのもメリットかなと感じました。
私たちが提案を受けた中でここまで細かかった企業はパナソニックホームズだけだった気がします。
全館空調の性能は三井ホームかパナソニックホームズで迷ってました。
blog内で比較の記事も挙げているのでよかったら見てください。
トヨタホーム「スマート・エアーズ」
続いてはトヨタホームの全館空調スマートエアーズです。
商品画像はこちら
そして、概要はこちらです。
商品名:スマートエアーズ
価格:100万円~(120㎡以下の面積の場合)
特徴:商品の生産先がトヨタの自動車部品メーカー(デンソー)
となります。
スマートエアーズはデンソー(トヨタの自動車部品メーカー)が手がけて設計・生産している商品となります。
スマートエアーズでは、1階と2階で全館空調の本体が分かれているため、±4度という幅広い温度設定が可能です。
温度調整ができるのは嬉しいね。
また加湿と除湿機能がついており、夏はジメジメ、冬は乾燥から守ってくれます。
除湿モードにすると、温度を下げずに湿度を下げてくれます。また、加湿機能付きタイプは空気に約5~10%の湿度をプラス。この部分も嬉しい所です。
ただし、トヨタホームは鉄骨メーカー断熱性や全館空調稼働時のコストがネックになる可能性はあるかと思います。
トヨタホームとハイムの構法は似ているよね
と今回はざっとですが、主な全館空調のハウスメーカーをまとめてみました。気になるメーカーはありましたか?
まとめ
各ハウスメーカーの全館空調についてみてきましたが、そろそろまとめに入ろうと思います。
全館空調について色々比べてみました。比較してみたハウスメーカーは以下の通りです。
- 三井ホーム「スマートブリーズ」
- 三菱地所ホーム「エアロテック」
- 住友林業「エアドリーム ハイブリッド」
- 積水ハウス「エアシーズン」
- セキスイハイム「快適エアリー」
- ミサワホーム「エアテリア」
- パナソニックホームズ「エアロハス」
- トヨタホーム「スマート・エアーズ」
量が多くて大変でした(笑)
今回ざっとですが、全館空調について各社の特徴をまとめてみましたが、各社の全館空調について感じた事としては
- 全館空調はエアコン+空気清浄機のような機械。
- どのハウスメーカーも100万〜200万前後で導入できる。
- 全館空調の中でもスペックの違いや設置場所の違い、金額が全然違う。
- 得意なメーカーとそうじゃないメーカーに別れる。
- 私たちが見て全館空調を採用したいと思ったメーカーは三井ホーム、パナソニックホームズ、三菱地所ホーム。
でした。
以上、BLF夫婦的、全館空調調査でした。
やはり、得意でメーカー自体が推しているところのHMの全館空調は優れていている傾向がありました。
そのハウスメーカーを検討される方はぜひ検討してみてはいかがですか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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